つい数週間前まで半袖を着ていたのに、あっと言う間に冬が来てしまいました。
春や秋が短くなるとニュースで聞いていましたが、実感としてひしひし感じる今日この頃です。
銀杏の木も落葉樹達も紅葉しました。
秋の行楽も魅力的ですが、友人から「映画 鬼太郎」を勧められて早速行ってきました。
目次
映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の魅力!!
PG12がついており、子供向きではなかったです。
昔の「墓場 鬼太郎」の香りがぷんぷんします。
私は初期の鬼太郎が大好きなので、ガンガンに刺さりました。
物語の舞台は戦後の日本。
丁度、上映中の「ゴジラ-1.0」も戦後の日本を舞台としており、時代的に振り返るべきターニングポイントなのかもしれませんね。
銀行員の水木が担当している製薬会社の薬の原料を探るとことを目的としたストーリー。
閉ざされた村、謎多き一族。当主がなくなった為、相続争い。気のふれた登場人物。戦時中から戦後に行われた謎の人体実験。座敷牢。
えぇ、座敷牢なんですわ。
八つ墓村とか犬神家が好きな人にはストライク!です。
昔の日本特有のじめじめ感が最高。
権力者とそれに屈する人々。
欲にまみれた人間の汚さ。
虐げられる子供と女性たち。
それでも未来に向けて進むと決めた水木の姿が描かれています。
6歳児とは観れない内容だった(;’∀’)
映画館は大人半分、子供半分。
子供といっても、10歳以上の子供が主流でした。
「PG12だから、お留守番をしていて欲しい。」と長男へ打診したが、「絶対にママと映画へ行くんや。」とのことで、6歳児同伴で鑑賞しました。
前半は呪われた一族と禁足地の島、謎の人物 ゲゲ郎の話。
後半はバトルアクションと薬の原料の謎回収と、鬼太郎の父と母の物語→鬼太郎が生まれる。
こんな感じ。
長男は呪具に左目を貫かれて死亡。
次女は木に串刺しにされて死亡。
長女はパイプに串刺しにされ、パイプからぷりんと眼球が出て来る描写あり。
当主?70歳~80歳くらいのお爺さんと長女の娘(孫娘)16歳位?の肉体関係の示唆あり。
うん、PG12ですわ。
適してない。
でも、因果応報。
悪役への報いとしては妥当。
それだけ外道な行いをしています。
そして、前半はアクションがないため我が子&周辺の子供たちはそわそわしていた。
後半はバトルアクションになるので、集中してました。
是非、エンドロールまで堪能して欲しい。
私個人としては、本当に良かった。
昨今のアニメにはない、水木しげる先生のじめっとした鬼太郎がそこにありました。
ゲゲ郎さん(鬼太郎父)がいい男なんだよ。
あれ?鬼太郎父ってミイラみたいに包帯まきまきで、腐り落ちた目が目玉親父なのでは?
の疑問がエンドロールで回収されます。
水木先生の独特な点描写のモノクロイラストで、ゲゲ郎夫婦と水木のその後が描かれます。
原作との帳尻があった( *´艸`)
是非、私の意見に共感してくれる、じめっと日本が好きな方、是非映画館へ。
誰か座敷牢舞台の同人誌出してくれないかなwww
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