目次
先生からの訴え
長男が年中になり、新しい先生、新しクラスメートとなった。
息子達の送迎をしてくれる実母から、『先生から「長男くんは落ち着いて椅子に座っていることができない。これでは小学校へ入った時に、長男くんが困ってしまいますよ。」って、言われたんだけど。家でも座る練習をしてよってことかしら。保育なのに学校を見据えた指導って、私達の時代にはなかったけれど、今はそうなの?』
長男、4歳と11か月。
そもそも普通の子供は皆、椅子に座っていられるのか。
クリアすべき発達段階がわからない。
我々家族にどうして欲しいのか。
母を介した伝言ゲームになっているため、先生がどうして欲しいかがわからない。
また、別の日に「保育園に年に数回発達の指導の人が来る。このままでは長男くんはひかかってしまう。』とのこと。
この時点で母は、「なんか、脅すみたいな嫌な言い方だった。」とご立腹。
ああ、発達障害を疑っているのね。
まぁ、先生からしたら「お宅のお子さんは発達障害の疑いがありますよ。」ってなかなか言えないもんね。
社会的資源へアクセス。
私は病院で社会福祉士を活かして、相談員の仕事をしている。
主に病気の高齢者が対象だが、状態に合わせた施設や行政サービスの案内を行う。
行政サービスへのアクセスならお任せあれ!
市のホームページを検索しまくり、「未就学児の発達相談はこちら」という窓口へ早速電話。
地域の療育センターへつながりました。
電話対応は親切かつ丁寧でした。
子供の氏名、住んでいる地域、どんな経緯でこの電話をするに至ったか。
保育園へは行っているか、生活の中で何が気になるのか等、細かい聞き取りが開始される。
さらに産まれたとき、乳児だった時の育児は大変だったかまで遡る。
つらい育児の思い出
思い返せば、長男の育児は大変だった。
母乳と粉ミルクとの併用だったが、哺乳瓶が偽物と生後2か月で気が付く。
以降、出ない母乳を限界まで絞る。
常に授乳中。乳首から離れるとずっと泣いている。
授乳以外の家事をする時は大声で泣いている状態。
イライラが募った。
育児ってこんなにつらいのかと思い、実母へ相談すると
「お前が母親失格なんや。でかい乳して、母乳も出んのか。」
という否定の言葉しか出てこなかった。
(うちの母ちゃん、毒親やった。)
3か月検診、6か月検診では低体重でひっかっかり、毎週乳児教室へ召喚された。
授乳していないと泣くので、外出時は大泣き。
買い物へも行けずに、ネットスーパーを初めて利用。
欲しいものを欲しいだけ届けてくれた、配達のおじさんを見て大泣きした。
(すごい心配されました。)
1歳で職場復帰し、働くお母さんの話を聞いても「育児なんて楽勝。育児休暇中に資格試験に挑戦していた。」という猛者までいた。
個人差なのか、私が神経質なのかと思っていた。
療育センターの方から、「お母さんも大変だったのね。」と言われてちょっとほっとする。
仕事がお休みの日に面談の予約が取れたので、相談へ行ってきます。
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